おもてなしコンシェルジュおすすめ書籍 Vol.10-12
芝パークホテルのお客様は、ライブラリーラウンジをどなた様もご利用いただけます。
国内外の書籍の中から、おもてなしコンシェルジュがお勧めの本をご紹介いたします。
ぜひお手に取ってご覧ください。
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著者:IZUMI KATO
出版社:Potziland Records / ポッチランドレコード
今回のおすすめ本にこの本を選んだ理由は、正直申し上げると本の表紙の質感とデザインが気に入ったから。本を手に取り、次にしたことはパラパラとページをめくるということでした。すると子どもがこちらを見つめているではありませんか。ラフな下書きから額に入った作品まで様々な表情の肖像画がありますが、パラパラとページをめくっていくと一人の子供の動きに繋がります。本来はこのような楽しみ方をする本ではないと思いますが、パラパラ漫画のように楽しめることもお勧めです。
著者:B・J・ノヴァク(訳 大友剛) / B.J. Novak
出版社:早川書房 / Puffin Books (Penguin Random House UK)
こちらの本をご存知の方も多いのではないでしょうか。「えがないえほん」という不思議なタイトル通り、全く絵がありません。ただし、この本を読むときにはルールがあるのです。それは「声に出して読む」ということ。一見、面白みのない本かと思えば、声に出して読むだけで魔法がかかったかのよう。少しでも気になった方、是非ページを開いてみてください。家族やお友達、職場の仲間とも大笑いしながら楽しい時間を過ごせるでしょう。
写真: 鷲尾和彦 / Kazuhiko Washio
寄稿: 梨木香歩 / Kaho Nashiki
デザイン: 須山悠里 / Shuri Suyama
出版社:夕書房 / SEKI SHOBO
オーストリア・ウィーン西駅へ立ち寄った鷲尾和彦さんが、難民にあふれかえった駅構内を見て感じた気持ちや出会いを忘れてはならないと撮った写真を本にまとめた作品。モノクロの写真が多く、その場の悲壮感がより伝わってくる。緊張した表情で並ぶ家族、疲れ切った顔で笑顔をうかべる少女、掲示板の前で落胆している男性、写真の中の人たちは私たちがつい遠い世界と思っている世界が現実にあることを教えてくれる。自由に生きられることの幸福に気が付かせてくれる本です。
芝パークホテルならではのおもてなしの心や培ってきた歴史を、書籍を通して感じて頂けるセレクション。
江戸から東京、そして現代のTOKYOへと紡がれてきた「芝」。大切なものが時代とともに紡がれていく。時が流れても色褪せることのない、そんな本棚をご用意いたしました。