おもてなしコンシェルジュおすすめ書籍 Vol.24-25
芝パークホテルのお客様は、ライブラリーラウンジをどなた様もご利用いただけます。
国内外の書籍の中から、おもてなしコンシェルジュがお勧めの本をご紹介いたします。
ぜひお手に取ってご覧ください。
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著者:三好 和義 / Kazuyoshi Miyoshi
発行:株式会社 青幻舎 / Seigensya Art Publishing Inc.
14歳の時に単身で沖縄に訪れ、先島諸国に魅了された写真家の三好和義さん。17歳の時には銀座で写真展を開催し、それは今でも記録に残る最年少での個展となりました。その個展が写真家へきっかけとなったそうです。この写真集は三好和義さんの新しい楽園人生の始まりとされているようですが、沖縄を含む日本の島にフォーカスした作品は帰結とも言える気がします。ただ美しいだけではなく、波の音や鳥の鳴き声までも聞こえてきそうで、自然の偉大さ、動物や植物の生命も感じることができるでしょう。
巻末には、撮影された日時、場所、情景など、三好さんのコメントが記載されており、そのコメントを読んだあと改めて写真を眺めると、より三好さんの世界観に浸れることと思います。この季節に訪れたくなる写真ばかりです。
写真:冴木 一馬 / Kazuma Saeki
発行:光村推古書院株式会社 / Mitsumura Suiko Shoin Co., Ltd
夏の風物詩である花火。自らをハナビストと名乗るほどに花火の美しさに魅了されたカメラマンの冴木さんが日本全国の花火大会をまわり写真に収めた花火の中から選りすぐりの写真を集めた本作。こだわりの技法により花火の魅力が詰まった一瞬を切り取った写真の数々はとても美しく、ドンという音がどこからか聞こえてきそうなほど写真にひきこまれる。花火とともにその土地の建築物や風景が収められている写真も多くこの一冊だけで全国の花火大会を旅行している気分になれるのもこの作品の魅力の一つ。
この2、3年コロナウイルスによる自粛でなかなか見る機会の減った夏の風物詩である花火。
今年は様々な街の花火を楽しめるこの本で夏を感じてみてはいかがでしょうか。
芝パークホテルならではのおもてなしの心や培ってきた歴史を、書籍を通して感じて頂けるセレクション。
江戸から東京、そして現代のTOKYOへと紡がれてきた「芝」。大切なものが時代とともに紡がれていく。時が流れても色褪せることのない、そんな本棚をご用意いたしました。