おもてなしコンシェルジュおすすめ書籍 Vol.39-41
芝パークホテルのお客様は、ライブラリーラウンジをどなた様もご利用いただけます。国内外の書籍の中から、おもてなしコンシェルジュがお勧めの本をご紹介いたします。ぜひお手に取ってご覧ください。
芝パークホテルのお客様は、ライブラリーラウンジをどなた様もご利用いただけます。国内外の書籍の中から、おもてなしコンシェルジュがお勧めの本をご紹介いたします。ぜひお手に取ってご覧ください。
著・編集:ニッポンのワザドットコム編集部
発行:ブレインカフェ
アフターヌーンティーをご利用の方へお勧めの書籍です。この本では日本を代表する伝統工芸である江戸切子の魅力が紹介されています。江戸切子の歴史・芸術性・技術を受け継ぐ親子の絆を知ると、この価値を更に感じられることでしょう。書籍で紹介されている工場 清水硝子で創られた、歌舞伎の隈取をイメージしたグラス『歌舞切子』はとてもユニーク。当ホテル2階に展示されています。今回のアフターヌーンティーでは、江戸切子からインスピレーションを受けたデザート『レモン風味のジュレ 江戸切子見立て』もございます。ぜひ、お楽しみ下さい。
著:かつお(仁科 勝介)
発行:KADOKAWA
1996年、岡山県倉敷市生まれの写真家 仁科 勝介さん。大学在学中に日本の全ての市町村1741か所を巡る旅に出て、2020年1月に屋久島を訪れて旅の完結を迎えました。旅の相棒は、地元のバイク屋さんで見つけた青色のスーパーカブ。「日本の市町村はいくつあるのだろう」と気になり、果てしない道の先に広がる景色に心が震えるのを感じたそう。当時、旅の準備として主に取り組んだことは、出来るだけ早く大学の単位を取得し時間を作る、お金を貯める、旅の作戦を立てるという3つだったという。
本書に詰められた写真だけではなく、語られているエピソードも魅力的です。「あたりまえの景色や日常が、日本の大切な日々だと知った」と仁科さんの言葉でもあるように、これからも、そんな日々が各地で続いていくよう祈ります。
著:今日マチ子
発行:rn press
こちらは著者である今日マチ子さんが綴った、2020年4月から1年間のイラスト日記をまとめた本作。非常事態宣言により変化した彼女の生活を表現したイラストは、どれも物語性があり、あの頃私が感じた不安や戸惑いを思い出させます。イラストだからこそ言葉よりも、より私の記憶とリンクし、少しずつ戻り始めた日常に対する感謝を感じました。マスクのない生活にも慣れはじめた今、友人や家族と出かけることのできる喜びを思い出させてくれるこの本を読んでみてはいかがでしょうか。
芝パークホテルならではのおもてなしの心や培ってきた歴史を、書籍を通して感じて頂けるセレクション。
江戸から東京、そして現代のTOKYOへと紡がれてきた「芝」。大切なものが時代とともに紡がれていく。時が流れても色褪せることのない、そんな本棚をご用意いたしました。