おもてなしコンシェルジュおすすめ書籍 Vol.7-9
芝パークホテルのお客様は、ライブラリーラウンジをどなた様もご利用いただけます。
国内外の書籍の中から、おもてなしコンシェルジュがお勧めの本をご紹介いたします。
ぜひお手に取ってご覧ください。
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著者:吉本ばなな / Banana Yoshimoto
出版社:新潮尾文庫 / Faber
文庫本で読んだのをきっかけに私のお気に入りの1冊となった作品。「私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う」という1文から始まる著者の代表作は、今や世界30ヶ国以上で翻訳されている。
両親と祖父を早くに亡くし、祖母と暮らしてきた主人公みかげは、その祖母さえも亡くしてしまい天涯孤独となる。知人の家での少し変わった生活を通して、祖母の死を受け入れ始めていく彼女の心はゆっくりと再生していく。人生には辛い出来事がある。けれども、人との出会いや優しさに触れることで乗り越えていけるエネルギーがあると感じられる作品である。
著者:水木しげる 歌川広重 / Shigeru Mizuki, Utagawa Hiroshige
出版社:Editions Cornelius
浮世絵師、歌川広重の代表作「東海道五十三次」をモチーフに江戸から京都までの道のりを妖怪とともに描いた作品集。見開きになっていて歌川広重の作品と合わせて楽しめるので浮世絵の魅力にも触れられる本になっています。本の中の妖怪はとてもポップに描かれているのでホラーが得意でない方にもおすすめです。ホラーが好きな人は描かれている妖怪の逸話を調べてこの夏怪談話を楽しんでみてはいかがですか?
芝パークホテルならではのおもてなしの心や培ってきた歴史を、書籍を通して感じて頂けるセレクション。
江戸から東京、そして現代のTOKYOへと紡がれてきた「芝」。大切なものが時代とともに紡がれていく。時が流れても色褪せることのない、そんな本棚をご用意いたしました。