芝パークホテルは多種多様な書籍コレクションを備えたLibrary Hotelとしての顔を持ち、職人が紡いできた伝統（ものがたり）を季節ごとにテーマを設けて、書籍とともに日本文化を軸とした「職人ものがたり」展を開催しております。
萌え、芽吹く。
草木花萌ゆる、芽吹きの季節。
職人ものがたりVol.2ではテーマを【萌】とし、色とりどりの裂を咲くかの如くまとった“江戸木目込人形”と、その人形に華を添えてきた “人形造花”の二つの工芸をご紹介いたします。土を破る萌芽のように、心の中にふつっと新たな何かが生まれることがありましたら嬉しい限りです。どうぞ時間の許す限り、ごゆっくりお愉しみください。
2022年3月7日（月）〜2022年6月12日（日）
11:00 – 20:00
1階 ライブラリーラウンジ / 2階 ホワイエ
無料。ご宿泊に関わらず、どなた様でもご覧いただけます。
草木花萌ゆる、芽吹きの季節をテーマにした職人ものがたり。確かな技術と自然の風景を表現してきた日本の工芸。季節の移ろいをモチーフに控え目ながらも色とりどりに染められたデザイン。それは古来より自然の享受を受けてきた日本人の心。満開だった桜が儚くも散りゆく中、芽吹きはじめる若葉の芽。そんな季節の瞬間をグラスに表現しました。過ぎ行く季節を惜しみ、迎える季節に心を躍らせながら、芽吹きのカクテルをお楽しみ下さい。
1,500円（税サ込） ※ノンアルコール：1,200円（税サ込）
職人ものがたりVol.2ではテーマを【萌】とし、色とりどりの裂を咲くかの如くまとった“江戸木目込人形”と、その人形に華を添えてきた “人形造花”の二つの工芸をご紹介いたします。
華麗なる色彩の親王飾り、風俗人形等を制作。とりわけ螺鈿の象嵌や彩色二衣重の木目込人形など独自の技法を学び、技術向上に努めながら、常に“時代の今”を見つめた作品作りに意欲的に取り組んでいる。
1999年 経済産業大臣認定伝統工芸士
2000年 東京都知事認定伝統工芸士
2011年 全国節句人形コンクール文部科学大臣賞受賞 他多数
大正11年(1922)創業の人形造花師の工房、岡半。代々、人形に華を添える、いわば脇役としての人形造花を作ってきた岡半の三代目となる当主は、造花そのものが主役となる新たな商品制作にも意欲的に取り組んでいる。
1922年 有限会社岡半 創業
2006年 東京節句人形見本市 最優秀技能賞受賞 他多数
2008年 さいたま市伝統産業事業所指定
